原発事故、核問題、東電問題

2015年03月18日

tsutsumi





ジャーナリストの堤未果さん:

http://mikatsutsumi.org/

近著




1. 九州電力、玄海原発1号機の廃炉決定

今回は佐賀県の玄海原発と島根県の島根原発が廃炉決定ということですね。福島原発事故の翌年に原子炉規制法が改正されまして、原発の運転期間は原則40年ということになりました。20年延長することはできるにはできるんですが、延長すると安全対策に大変お金がかかる。今回の2機は元々出力が小さく、費用をかけても採算が取れないということで廃炉が決まったんですが、2つ問題があります。

1つは廃炉の費用が一体どれだけかかるのか。そして、誰が払うんでしょうか。今のところ発電していない原発の廃炉費用も電気料金に上乗せさせるという方向で進んでいます。この地区の電気料金がまた上がっていくと、原発を運転してもしなくても電気料金は上がっていくということですね。

そして、もう1つは廃炉後の自治体の財政というのがあります。昨年の一般会計で7割弱を原発交付金と固定資産税が占めている。つまり、一旦原発依存した自治体が廃炉を決定した後、そこから自立させるためにまた国からの相当な支援が要るということですよね。廃炉費用と自治体への補助金がかかってくるということでこれからもたくさんお金がかかります。本当に原発というのはやっている時も廃炉の後もとにかくお金がかかりますね。



続きを読む

radiotheatre at 22:00コメント(0)トラックバック(0) 

2015年02月25日

福島第1原発、汚染水が外洋へ流出し、東電10カ月公表せずというニュースについて




木野龍逸さん:

https://twitter.com/kinoryuichi



上杉隆さん:汚染水流出に対する報告の隠ぺいに対する東電の対応についてどうご覧になっていますか。

何より出すのが遅いですよね。どこから出ているかわからない、どういう対処をするのかという方針が決まらないから生データは出せないという話をしているんですけれども、2013年に地下水が海に出ていたという話があった時に同じ話をしていて、原因がわからないからデータを出せないのはおかしいという話があったにもかかわらず、またやってしまったという感じなんですよね。

上杉:東京電力は情報の出し方が消極的すぎると言っていいんじゃないかと思うんですが。体質は変わらないんですかね。

全く変わらないですね。本店の一部には問題意識を持っている人がいなくはないんですが、どうも全体的に何をどう出すかという判断基準のようなものが定まっていないみたいで同じことを繰り返してしまうみたいですね。

続きを読む

radiotheatre at 23:00コメント(0)トラックバック(0) 

2014年09月09日

提供元: 東京ブレイキングニュース / 2014.09.09 14:00

▲岩路さんの自宅玄関には花束などが置かれていた。

 テレビ朝日の報道番組で活躍するディレクターが8月30日朝、遺体となって発見された。岩路真樹さん。享年49。生前、現場にこだわり、弱者からのまなざしにこだわっていた彼は福島県で急増した甲状腺ガン問題に継続して目を向けたり、除染問題の欠陥について追及したりと、なかなか日の当たらない問題にも粘り強く取り組んでいた。その姿勢は休日になっても同様で、自費でイラク戦争を取材したり、冤罪被害者に話を聞きに行ったりもしていた。

 彼が甲状腺ガン問題といった原発の闇に食い入るような報道をしていたからなのか。警察権力にひるまず取材をしていたからなのか。亡くなったことがネット上で拡散されはじめた9月2日以後、根拠のない憶測やイメージ操作、果ては暗殺と決めつけるコメントがネット上に飛び交うようになった。新聞や雑誌での報道が一切ないため、憶測が憶測を呼んだのだ。

※続きは以下のリンク元を閲覧してください。

Written Photo by 西牟田靖



http://okmusic.jp/#!/news/52648

続きを読む

radiotheatre at 22:00コメント(2)トラックバック(0) 

2014年09月07日

毎日新聞 2014年09月05日 15時00分(最終更新 09月05日 19時28分)

 東京電力福島第1原発事故後、上空に巻き上げられた放射性物質の雲状の塊「放射性プルーム(放射性雲)」が、これまで知られていた2011年3月15〜16日に加え、約1週間後の20〜21日にも、東北・関東地方に拡散していく状況が、原子力規制庁と環境省による大気汚染監視装置のデータ分析から裏付けられた。1回目の放射性雲の影響で高くなった空間線量に隠れて、2回目の放射性雲が見逃されていた地域もあった。専門家は「データは住民の初期被ばく量を正確に見積もるのに役立つ」とみている。

 放射性雲の拡散はこれまで、「緊急時迅速放射能影響予測システム」(SPEEDI)を使ったコンピューター計算に各地の空間線量や航空機による観測データを突き合わせて推定してきた。

 今回、環境省が各都道府県に設置している自動車の排ガスなどを常時監視する装置に着目。東京大大気海洋研究所や首都大学東京などに依頼し、大気中に浮遊するちりを1時間ごとに捕まえたろ紙を9都県約90カ所の測定局から回収して、3月12〜23日分の放射性物質濃度を調べた。

 その結果、福島市の一つの測定局では15日夜、放射性セシウム137と134の濃度が1立方メートルあたり最大計45.5ベクレルを計測した。16〜19日も、原発から放射性雲が出続けていた考えられるが、西風で太平洋側に運ばれたため、大気中濃度は上がらなかったらしい。その後、風向きが変わり、20日午後3時に同計104.1ベクレルに高まり、その状況は21日朝まで続いた。

 雨が降った15日は放射性物質が地表や家屋に沈着し、空間線量が1時間あたり20マイクロシーベルト程度まで急上昇したため、放射性雲が飛来したことが広く知られているが、雨が降らなかった20〜21日は、既に高くなっていた空間線量計の値が目立って上昇しなかったため、放射性雲が見過ごされてきたと考えられる。

 関東地方では、15日と21日の2回、帯状に高濃度の放射性雲の拡散が確かめられた。特に21日朝は茨城県南部や千葉県北東部で放射性セシウム濃度が急上昇。その後、東京湾北東沿岸部へと南西に移動した。その間、雨で沈着し、各地で「ホットスポット」と呼ばれる局地的に線量の高い場所を作ったとみられる。

 福島原発事故の環境汚染に詳しい森口祐一・東京大教授(環境システム学)は「事故直後に大気中のセシウム濃度がいつ、どこに拡散したかを示す貴重なデータが発掘された。このデータは住民の初期被ばく線量の正確な把握に役立つ」と指摘している。【酒造唯、阿部周一】

 ◇放射性プルーム(放射性雲)

 気体状、またはちりなどに付着した粒子状の放射性物質が雲のような塊になって大気中を流れる現象。高濃度のプルームを吸い込むと内部被ばくする。上空を通過した場合でも降雨や降雪で家屋や地面などに沈着すれば外部被ばくの原因になる。

http://mainichi.jp/select/news/20140905k0000e040237000c.html

radiotheatre at 00:00コメント(0)トラックバック(0) 

2014年05月21日

tsutsumi





ジャーナリストの堤未果さん:

http://mikatsutsumi.org/

堤さんの著書



TPPシンガポール閣僚会議も終わりました。ここではカナダやベトナムなど4ヶ国が欠席したということで本当にどうなるのかという感じではありますが、1週間前の先週の水曜日にアメリカのフロマン通商代表が入ってくる情報とは逆にこういうことを言っているんですね。TPPは最終段階に近付いている、終わりが見えてきたと。特に日本が素晴らしい歩み寄りを示したということで、この方に褒めちぎられるというのは凄く逆に不安になるんですけれども、一体何が起こっているのでしょうか。是非この問題は忘れられないようにいろんなニュースがある中で引き続き追って行きたいと思います。


1. 福島第1 地下水きょう海洋放出 県がバイパス計画容認 

福島第一原発では原子炉建屋に流れ込んだ地下水が放射性物質に汚染されて汚染水が一日約400トンのペースで今増え続けています。本当に地下水との戦いがずっと現場では続いているわけですね。

今回放出される地下水は建屋に到達する前の地下水であって建屋に溜まった高濃度汚染水ではないということですけれども。今回の東電の発表では放射性核種の一つのトリチウムが1リットルあたり220〜240ベクレルとなっており基準値1500ベクレルの基準値を下回っているから放出しますということなんですけれども。

東電の記者会見はずっと定期的に続いているわけですね。先月4月9日の記者会見で海へ流す汲み上げの井戸が12個あって、その一つから1300ベクレル、基準値ぎりぎりですね。検出されたという発表がありました。その後、4月17日の発表では今度は基準値を超える1600ベクレル/ℓの放射性物質が検出されているということだったんですけれども、この時に東京電力がこの基準値を超えた井戸の水をほかの11の井戸の水と混ぜて一つのタンクに入れて再び調べますということを言っていたんですね。今回気になったのは混ぜてしまえば基準値以下になるというのは例えば濃いジュースをですね、薄いジュースと混ぜると味は薄くなるということなのかなと想像したんですが、これは濃度自体、総量自体は変わりませんから結局同じ総量で放出したというわけですよね。ですから、汚染水というのは濃度よりも放出する放射性物質の総量が問題ではないのかとこのへんがどうしても腑に落ちないわけですね。

汚染前の地下水を放出するという話でしたが、いつの間にか基準値以内の汚染水というふうに変わっている。この二つもいつそういうふうに変わってしまったのかと何となくニュースを一つ一つ時系列で追っていないと目の前に出てきたニュースだけを見ているとどうしても見落としてしまうポイントがたくさんあるなと感じました。


2. 240万台追加リコール GM、1500万台超に

去年、衰退したGMによってかつて潤っていたアメリカンドリームを体現した町に取材に行って来ました。GMというと他人事ではないような感じがするんですが。もう一つこのニュースで思い出すのは先週、土曜日の17日のニュースでTPP交渉の日米協議で米国側が車産業について言ったというこうした要求です。一つ目、日本の安全基準に合致しないアメリカ車も輸入できる選択性の採用をして欲しい。二つ目、日本での販売台数のノルマをつけて欲しい。三つ目、日本車ディーラーでアメリカ車を売って欲しいというような非常に強気な要求をしていたというニュースが出ましたけれども、昨日、おとといのシンガポール閣僚会合でも農産品の重要分野と同時に自動車分野というのも非常に大きな議題になっていたということですよね。そもそも日本とアメリカでは安全基準の認証制度自体も違いますし、例えば、日本の場合は国の責任で安全認証がされる。アメリカの場合はメーカーの責任でやるわけですね。なので安全基準の例外を認めさせたら日本で売れるのかというと、本当に消費者の心理がそういうものなのかという気も致しますし、やはり、かなり強気に押し売りのような感じで要求が来ていますけれども、日本政府の代表は努々農業分野と引き換えに自動車分野を妥協するというような流れに本当になっていいのか本当に熟考して望んでいただきたいなと思います。

(2014年05月21日 J-WAVE JAM The World から抜粋)



基準値換算で放出を許すとどんなに放射性物質があろうが大量の水で濃度を薄めてしまえばセシウムだろうがトリチウムだろうがストロンチウムだろうが何でも流せてしまう。今回流した放射性物質が何千、何万、何億ベクレルなのかということなどどうでもいいことになってしまう。どんどん海が汚染されてしまって、日本列島の太平洋側の魚介類の汚染は進む。風評ではなくて実害だ。

続きを読む

radiotheatre at 23:00コメント(0)トラックバック(0) 

2014年05月20日

福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明

木村英昭 宮崎知己

2014年5月20日03時00分

 東京電力福島第一原発所長で事故対応の責任者だった吉田昌郎(まさお)氏(2013年死去)が、政府事故調査・検証委員会の調べに答えた「聴取結果書」(吉田調書)を朝日新聞は入手した。それによると、東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた。

葬られた命令違反 吉田調書から当時を再現
特集「『吉田調書』 福島原発事故、吉田昌郎所長の語ったもの」
フクシマ・フィフティーの真相

■所員9割、震災4日後に福島第二へ

 吉田調書や東電の内部資料によると、15日午前6時15分ごろ、吉田氏が指揮をとる第一原発免震重要棟2階の緊急時対策室に重大な報告が届いた。2号機方向から衝撃音がし、原子炉圧力抑制室の圧力がゼロになったというものだ。2号機の格納容器が破壊され、所員約720人が大量被曝(ひばく)するかもしれないという危機感に現場は包まれた。

 とはいえ、緊急時対策室内の放射線量はほとんど上昇していなかった。この時点で格納容器は破損していないと吉田氏は判断した。

 午前6時42分、吉田氏は前夜に想定した「第二原発への撤退」ではなく、「高線量の場所から一時退避し、すぐに現場に戻れる第一原発構内での待機」を社内のテレビ会議で命令した。「構内の線量の低いエリアで退避すること。その後異常でないことを確認できたら戻ってきてもらう」

 待機場所は「南側でも北側でも線量が落ち着いているところ」と調書には記録されている。安全を確認次第、現場に戻って事故対応を続けると決断したのだ。

 東電が12年に開示したテレビ会議の録画には、緊急時対策室で吉田氏の命令を聞く大勢の所員が映り、幹部社員の姿もあった。しかし、東電はこの場面を「録音していなかった」としており、吉田氏の命令内容はこれまで知ることができなかった。

 吉田氏の証言によると、所員の誰かが免震重要棟の前に用意されていたバスの運転手に「第二原発に行け」と指示し、午前7時ごろに出発したという。自家用車で移動した所員もいた。道路は震災で傷んでいた上、第二原発に出入りする際は防護服やマスクを着脱しなければならず、第一原発へ戻るにも時間がかかった。9割の所員がすぐに戻れない場所にいたのだ。

 その中には事故対応を指揮するはずのGM(グループマネジャー)と呼ばれる部課長級の社員もいた。過酷事故発生時に原子炉の運転や制御を支援するGMらの役割を定めた東電の内規に違反する可能性がある。

 吉田氏は政府事故調の聴取でこう語っている。

続きを読む
ログインして続きを読む
無料登録して続きを読む

朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASG5L51KCG5LUEHF003.html

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
続きを読む

radiotheatre at 23:00コメント(0)トラックバック(0) 

2014年05月17日

2014年5月17日 朝刊

 東京電力福島第一原発から漏れた汚染水が、沖合の海にまで拡散し続けている可能性の高いことが、原子力規制委員会が公開している海水データの分析から分かった。安倍晋三首相は昨年九月、国際社会に向かって「汚染の影響は専用港内で完全にブロックされている」と強調したが、現実には放射性セシウムはブロックされず、海を汚し続けている。 (山川剛史、清水祐樹)
 かつて海外の核実験により放射性物質が日本にも降り注いだため、国は財団法人海洋生物環境研究所などに委託し海水中の放射性セシウム137濃度などを高精度で分析してきた。原子力規制委員会は一九八四年以降のデータを公開、福島第一の沖合三十キロ付近も調査地点に含まれていた。
 二〇一一年の福島事故で、福島沖の同地点の濃度は直前の値から一挙に最大二十万倍近い一リットル当たり一九〇ベクレル(法定の放出基準は九〇ベクレル)に急上昇した。それでも半年後には一万分の一程度にまで急減した。
 一九四〇年代から世界各地で行われた核実験の影響は、海の強い拡散力で徐々に小さくなり、八六年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故で濃度は一時的に上がったが、二年ほどでかつての低下ペースとなった。このため専門家らは、福島事故でも二年程度で濃度低下が元のペースに戻ると期待していた。
 ところが、現実には二〇一二年夏ごろから下がり具合が鈍くなり、事故前の水準の二倍以上の〇・〇〇二〜〇・〇〇七ベクレルで一進一退が続いている。
 福島沖の濃度を調べてきた東京海洋大の神田穣太(じょうた)教授は「低下しないのは、福島第一から外洋への継続的なセシウムの供給があるということ」と指摘する。
 海水が一ベクレル程度まで汚染されていないと、食品基準(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える魚は出ないとされる。現在の海水レベルは数百分の一の汚染状況のため、「大きな環境影響が出るレベルではない」(神田教授)。ただし福島第一の専用港内では、一二年初夏ごろから一リットル当たり二〇ベクレル前後のセシウム137が検出され続けている。沖合の濃度推移と非常に似ている。
 神田教授は「溶けた核燃料の状態がよく分からない現状で、沖への汚染がどう変わるか分からない。海への汚染が続いていることを前提に、不測の事態が起きないように監視していく必要がある」と話している。

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014051702000127.html

radiotheatre at 23:00コメント(0)トラックバック(0) 
Google
カスタム検索


BOOKS
Book CDショップ


1500円以上で送料無料!ブックサービス

@古本市場
SPORTS


プロフィール
お知らせ
コメント、トラックバックはスパム対策の為、確認させていただいてからの表示となります。投稿されてから時間をおいての表示となりますが、ご了承下さい。

週に、2,3度更新します。
Archives
 





Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。